一級建築士を独学で勉強する際のおすすめ教材まとめ【2025年版】

こんにちは、たそがれくんです。

今回は「一級建築士試験を独学で合格したいけど、どんな教材を使えばいい?」という方向けに、

独学者におすすめの参考書・問題集・オンライン教材をまとめました。

僕自身も現場で働きながら勉強して建築士を取得した経験から、

「これさえあれば大丈夫」と胸を張って言える教材を厳選しています。

なかには資格学校に通われている方でも使えるような教材も紹介しているため、是非参考にしていただければと思います。

一級建築士試験を独学で進めるときに大切な考え方

まず最初に、一級建築士を独学で進めるときに意識しておくべきポイントを整理します。

  • 教材を増やしすぎないこと→ たくさん買っても使い切れず挫折しやすい
  • 過去問を最優先にすること→ 一級建築士試験は「出題傾向を理解する試験」
  • 法規は必ず最新年度版を使うこと→ 法改正や傾向が毎年変わるため、古い教材は危険

つまり「厳選した教材を、繰り返し使い倒す」ことが合格への最短ルートです。

一級建築士 学科試験のおすすめ教材

過去問集(最重要)

一級建築士を独学で目指すなら、過去問が最優先教材です。

本試験の傾向を理解するために、最低でも市販で売っている7年分は繰り返し解くのが基本。

入手可能であれば10年分は解くのがいいです。

おすすめ書籍:

  • 『日建学院 一級建築士 過去問題集』
  • 『総合資格学院 一級建築士 分野別過去問題集』
  • 「一級建築士」受験対策(TK office)

日建学院、総合資格どちらも問題と解説が丁寧で、図表も見やすく独学向き。

アプリ版は一問一答形式でスキマ時間に最適。

僕もこのアプリで問題演習を繰り返して合格しました。

過去問が20年分収録されており、通勤や休憩中の勉強にかなり使えます。

ただし、このアプリは法規が未収録のため、そこだけ残念ポイントですが、そこは後半の法規編でお勧め教材を紹介しているので、私はそちらを併用していました。

迷ったら、1個に統一して繰り返すのがポイントです。

また、それぞれの資格学校から様々な厳選問題集などの過去問集が出ていますが、結局過去問なので全部入っている1冊を買えば十分です。

ただ、どの教材を使うにしても、何度も過去問を解いていると選択肢を覚えるだけで、少し内容を変えられると間違えてしまう。つまり本質が理解できていないという現象に陥りやすいです。

そのため、なぜその答えになるのか、4択問題を解く場合は他の選択肢の解説も必ず理解するようにしてください。

教科書・インプット教材(法規以外)

インプット教材は、過去問だけでは理解が追いつかない部分を補うためのツールです。

独学であれば、「視覚的にわかりやすい教材を選ぶ」のがコツです。


おすすめ書籍


ヴィジュアルで要点整理 一級建築士受験基本テキスト』(彰国社)

📘 書籍情報

  • 出版社:彰国社
  • 発売日:2023年11月2日

法規と構造の計算問題以外はこの教科書を参考にするのがおすすめ。

以下は私の学習法ですが、

①なにもわからないけどとりあえずアプリで過去問を解く

②解説を読んで理解、回数をとにかくこなす

③知識がうろおぼえだったりする箇所は教科書の体系的にまとめてある部分を参考にする

この三ステップで初期は点数を爆上げしました。

正直、出版年度は最新ではありませんが法規以外であればたいして問題ではありません。

教科書選びで最も重要なこと、それは各教科の情報量の多さです。

このテキストは他の市販テキストと比べてその点が非常に優れています。

資格学校に通っている人たちは各科目、分厚い教科書が配られます。

高い受講料をもらって試験にでる知識を研究、精査している資格学校ですらその分厚さです。

本屋さんにたくさん並んでいる、一冊で各教科全部学べます!みたいな教科書は買わないようにしましょう。

構造理学対策

一級建築士攻略にむけて避けては通れないのが構造力学。。。

私は学校の構造力学の授業を適当に受けていたということもあり、全く問題が解けませんでした。

構造が苦手な人にお勧めしたいのがこの一冊👇


『解き方を覚えて弱点克服! 一級建築士合格 構造力学』(本田 忠彦 著/オーム社)

この一冊は本当にすごいです。チャプター数も少ないため、1周するのもわりとすぐできます。

騙されたと思って2・3周してみてください。私は模試ですがこの本のおかげで構造は満点も一度取りました!

法規対策

法規は毎年の法改正や傾向変化が激しいため、最新年度版の教材を選びましょう。

おすすめ書籍

  • 『ウラ指導 一級建築士試験 法規集』(学芸出版社)

この教材は教科書兼問題集の役割を果たしています。

解説がとてもわかりやすく、アプリで過去問を解くことを勉強の基本としていた私にとっては、

アプリの唯一の法規非対応という弱点を拭ってくれる神教材でした。

特に理解が難しい、採光や容積関係の部分の解説がわかりやすかったです。

まとめ

以上、私のおすすめの教材紹介でした!

独学で一級建築士を目指すなら、教材を絞って何度も繰り返すのが最短ルート。

「これ!」と決めた教材を信じて、毎日コツコツ継続しましょう。

教材活用法や過去問解説もやっていくつもりですので次回もお楽しみに!

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